膝痛
膝の痛み
何度も膝を曲げ伸ばしたり、階段をよく昇り降りするといった重労働をしている方や半月版や靱帯を損傷した方、骨折後の変形があるような方も膝痛になりやすいです。
また、スポーツでの膝の怪我や偏手足・O脚・外反母趾である方も歩き方が不自然になる(痛い部位をかばって歩く)ため、痛みを訴えられることが多いです。
膝に痛みがあるのに適切な処置をしないまま放置していると、膝に水が溜まる(関節水腫)ことにより腫れが出たり、膝を曲げようとした時に溜まった水のせいで膝が張ったように感じる場合があります。
また、膝の関節の変形が起こったり、O脚の度合いが増したりすることがあります。これは膝の軟骨がすり減った結果、体重が膝の内側にかかるようになり、重心が内側にずれるために起こるのです。
さらに立位時(立っている状態)や歩き始めの一歩の踏み出しで、膝のこわばりを感じる場合もありますので、早めの治療をおすすめします。
上新庄院の治療
骨盤や膝関節、股関節、腱関節などの歪みから生じる膝痛の場合は、歪みの矯正を行います。 また、腫れ・熱感などで炎症が強い場合にはPHFという特殊電気治療や、包帯での圧迫固定の施術をして行っていきます。
膝療法
矯正
膝に炎症が起きていない場合は、膝周りにある大腱四頭筋の筋肉を強める運動をちょっとずつ行っていきましょう。(決して無理な運動はせず、ご自身の状態に合わせたレベルの運動で大丈夫です)
そして、脚や膝を冷やさないように心掛けましょう。
膝痛 症例集
Mさん 50代 男性
Mさんは、市場でお仕事をされていて、荷物選びや、冷蔵庫の中の冷えた場所にいることが多いそうです。
ご来院当日に、荷物を持ち上げようと前かがみになり、立ち上がった瞬間に、グキっと右膝に痛みが走り、以後イスに座る動作が右膝痛により出来なくなったそうです。
Mさんの身体の状態を診ると、膝の腫れや熱感はなく、動きに大きな異常はなく、骨盤の歪み、右脚、特に右大腿部の筋肉の硬さ、右膝関節の歪みも出ていました。
骨格の歪みにより、筋肉にかなりの負担がかかる状態になっていたので、骨格の調整、そして右脚を中心にオリジナルマッサージを行いました。
身体の歪みが大きくなると、関節や筋肉に無理な負担がかかってしまい、とっさの動きで痛みが出る事もあるので、定期的な調整をするよう勧めています。
Aさん 80代 女性
Aさんは右膝の変形性膝関節症で10年間整形外科に通院されていましたが、最近膝の人工関節の手術を勧められ、"手術は絶対にしたくない"と悩んでいたところ、友人から当院を紹介いただき、来院されました。
Aさんの膝、足の筋肉は縮んで、血流が悪くなってしまっていたので、まず足から、そして身体全体をマッサージし、血流を良くしていきました。特に右膝の筋肉を重点に治療しました。
また、ストレッチや運動療法もしていき、自宅で行っていただくように指導しました。
今では歩いていても、痛みはほとんど出ず、手術をしなくても良くなり、当院に治療しに来ることが、日課となっています。
Kさん 70代 女性
Kさんは両膝が変形性膝関節症で、特に左膝の変形が強かったので、よく整形外科で関節注射をされていました。
たまたま、当院の前を通りかかった時に治療を受けてみようと思われ来院されました。「今までこんなに膝を丁寧に治療してもらったことがない」と言ってくださり、それからも週に3,4回、膝の治療に来られています。
来院当初は立ち上がりの際に痛みが出ていましたが、今では出なくなり、注射をする回数も減ったと、とても喜んで頂いてます。
Mさん 30代 女性
家事などでかがんだり、膝を曲げ伸ばしすることが多く、一週間前から右膝関節内側に痛み始め、徐々に痛みが強くなったので、当院に来院されました。
Mさんは右膝関節の捻じれがあり、太ももの張りも強かったです。
まず、マッサージで筋肉を緩め、最後に膝関節の矯正を行いました。
一度の治療で曲げ伸ばしがスムーズに出来るようになりました。それから一週間続けて通院して頂き、右膝内側の痛みは完全に回復されました。
Tさん 50代 女性
3日程前、横座りの状態から立ち上がった際、右膝内側に痛みが生じたそうです。膝の屈伸時に痛みと圧痛があり、右太もも内側の筋肉の緊張、腰関節周囲にPNFの反応も強くありました。
一週間は包帯固定で圧迫をし、安静にするよう指導しました。その後、腫れも収まったので、関節の屈伸運動も出来るようになりました。