この肉離れとは、「筋肉の収縮動作」が急激に行われた際に筋肉そのものに、
- 筋肉の部分断裂
- 筋肉の完全断裂
そのまま放っておいても、痛みはいずれ少なくなっていきますが、断裂部分が硬くなり、間違いなく運動能力は低下します。今後、スポーツをするなら必ず治しておくべきです。
治療する時期を間違うと治りが悪くなり最悪、後遺症として残ります。
会社員のBさん。週1回で通われているテニススクールのレッスン中に、急に右ふくらはぎに激痛が走り、その瞬間『ブチッ』と音がしたそうです。
その翌日に来院され、患部をかばいながらの歩き方でした。右ふくらはぎの腫れ、熱感が目立っていました。右ふくらはぎの内側には、肉離れした凹んだ場所がありました。
1週間後には旅行に行かれる予定のため「それまでには何とか!!」と言われました。
まず、しっかり冷却し、炎症が出ていたので幹部を包帯で圧迫固定し、安静にするよう指導。受傷後3日目、心配していた内出血も無く、受傷後4日目には炎症も落ち着いていた為、ジェルを使い軽くマッサージを行ない、PNF療法も。
5日目には右ふくらはぎのツッパリ感が強くなってきたため、マッサージで血流を促し、軽くストレッチも加えていきました。6日目には状態も良くなってきた為、包帯固定をはずし、テーピングでのサポートに変えていきました。
7日目にはほとんど支障が無く無事に旅行に行かれました。
自宅で机を移動させようと持ち上げた時に右腕に痛みが出現したKさん。その後、右腕に力が入らず、動かすことも出来なくなったので、来院されました。
治療として当院では、PNF電気を当て、包帯固定をし、5日間はその治療を続けました。
6日目には力も入るようになったので、7日目で包帯を外し、硬くなった腕の筋肉を中心に緩めていったころ、9日目には痛みも無く、回復されました。
マラソン中に左ふくらはぎに鋭い痛みが生じ、2,3日しても、痛みは引かなかったので、当院での治療を始められました。
腫れがあり、腓背筋に陥凹が見られたので、PNF電気治療をし、包帯で固定しました。
それから一週間は安静に過ごして頂き、その後、患部のマッサージやストレッチを中心に施術しました。
十日目でほぼ痛みも無くなり、治癒されました。
会社員のKさんは以前よりジムでキックボクシングをされています。
一週間ほど前、自宅にて自主練習中にハイキックをして、本ハムストリングスが傷んだため、次の日来院されました。
腫れ・熱感が強く、アイシングとPNFを行い、包帯固定を一週間ほど行いました。
その後、患部を中心にマッサージして、硬くなった筋肉を正常に戻していきました。
二週間後には痛みも無く、早期にジムの練習に復帰されました。その後も、日頃の身体のメンテナンスをされるため、当院へ通われています。